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令和六年 開山月輪大師 八百年御遠忌
泉涌寺では令和六年(2026年)に
開山月輪大師御遠忌800年を迎えます。
泉涌寺ではこの大切な節目に様々な記念事業を執り行います。
このページでは、その御遠忌に関する情報を掲載してります。
御遠忌記念事業成功に向けて、皆様方のご協力の程宜しくお願い致します。
ごあいさつ
開山月輪大師俊芿律師の 800 年御遠忌を令和 8 年に迎えますその事業・行事を行う為、準備を進めてまいりましたが、 コロナウイルス感染問題にて思う様に進みませんが、間近となり本末一同が一団となって準備を 進めたく、一層のご協力とご尽力を賜ります様よろしくお願い申し上げます。
真言宗泉涌寺派管長
総本山御寺泉涌寺長老 上村貞郎
令和 8 年に迎えます開山月輪大師俊芿律師 800 年御遠忌につきまして、一昨年より正式に御遠忌局が開局されました。 当内局と共に俊芿律師のご業績を顕彰する大法会、並びに記念事業を進めてまいります。 現代の混沌とする不安定な世情に於いて、当宗団として今日があるのも開山俊芿律師をはじめとする先師先徳のご功労と、 謹んで謝恩の意を表します。改めて宗務所本山職員一同平素の職務に加え、各部門心を一つにして微力を尽くしてまいります。
本派各寺院様には、計画通りの予算をもって法会並びに事業が執行できますよう、今後も多大なご協力をお願いする次第でございます。 これを機会に、本山におきましても塔頭寺院様および末寺院様と尚一層関係を深め、御遠忌成満に向けて精進努力してまいります。
真言宗泉涌寺派宗務総長
総本山御寺泉涌寺寺務長 川村俊弘
大法会 並 記念事業について
令和8年(2026年)愈々開山俊芿月輪大師800年御遠忌の年を迎えます。 思い返しますと藤田前宗務総長のお声がけにより、令和2年(2020年)に御遠忌局準備委員会を発足し ましたが、その後間もなくコロナ禍という世界的未曾有の災厄を被り、記念事業等予算の縮小を余儀なくされ ました。漸くこの度、記念大法会並記念事業の内容が固まりましたのでご報告致します。 俊芿律師の御遺徳とご業績を顕彰し、愛山護法の精神のもと、本末一体となって50年に一度の御遠忌が有 意義に推進挙行されますよう、御寺泉涌寺に心を寄せられる皆様の深いご理解とご協力をお願い申しげます。
合 掌
御遠忌事業について
2026年5月1日から5月8日にかけて泉涌寺では、開山月輪大師800年御遠忌法要を執り行います。
皆様のご参列をお待ちしております。
日付 | 曜日 | 時間 | 事業名称 | 参列 | 場所 |
---|---|---|---|---|---|
令和8年(2026年) | |||||
2026年05月01日 | 金曜 | 午前 | 諸堂巡拝 | 楞厳咒・梵網経 | 仏殿 鎮守 海会堂 |
2026年05月01日 | 金曜 | 午後 | 開白法会 | 法要付理趣三昧 | 舎利殿 |
2026年05月02日 | 土曜 | 午前 | 御献茶法会 | 法要付理趣三昧 | 舎利殿 |
2026年05月03日 | 日曜 | 午前 | 御献茶法会 | 法要付理趣三昧 | 舎利殿 |
2026年05月03日 | 日曜 | 午後 | 東日本地域末寺による月輪大師御遠忌並末寺檀信徒追福法会 | 舎利殿 | |
2026年05月04日 | 月曜 | 午前 | 解脱会法会並解脱金剛法会 | 唱礼付理趣三昧 | 舎利殿 |
2026年05月04日 | 月曜 | 午後 | 西日本地域末寺による月輪大師御遠忌法会並末寺檀信徒追福法会 | 舎利殿 | |
2026年05月05日 | 火曜 | 午前 | 泉涌寺各流派献供並災害疫病等受難者回向法会 | 唱礼付理趣三昧 | 舎利殿 |
2026年05月05日 | 火曜 | 午後 | 泉青会による法会 | 舎利殿 | |
2026年05月06日 | 水曜 | 午前 | 御献茶法会 | 唱礼付理趣三昧 | 霊明殿 |
2026年05月06日 | 水曜 | 午後 | 特別崇敬者先祖追福法会 | 唱礼付理趣三昧 | 霊明殿 |
2026年05月06日 | 木曜 | 午前 | 月輪大師800年御遠忌宿忌法会 | 仏殿 | |
2026年05月07日 | 木曜 | 午後 | 歴代宗師追福法会 | 一座土砂加持 | 海会堂 |
2026年05月08日 | 金曜 | 午前 | 月輪大師800年御遠忌正当大法会 | 堂上大曼荼羅供 | 舎利殿 |
2026年05月08日 | 金曜 | 午後 | 結願法会 | 海会堂 開山堂 |
- あくまで予定につき日時内容等の変更の可能性があります。
- 末寺の皆様ご出仕による法会は、5 月 3 日と 4 日に予定させて頂いております。
- 団体参拝等のご予定のご参考にして頂ければ幸いです。
開山月輪大師について
開山月輪大師(俊芿律師)は、仁安元年(1166 年)8 月 10 日に、肥後国(熊本県)に生まれる。父は京師の 人、母は藤原氏。幼少より仏門に入り、始め肥後常楽寺の真俊大徳に就いて学び、後入宋し、12 年間も宋国で 学んで帰国した後、建仁寺の栄西禅師に迎えられて京都に入った。
順徳天皇の建保 6 年(1218 年)に中原(宇都宮)信房から、京都東山の聖地を附与され、律を本宗とし、 天台、真言、禅、浄土の四宗兼学の道場として泉涌寺を開創され、鎌倉時代の仏教界に一大光明が放たれた。
泉涌寺を造立するために揮毫した俊芿律師の勧縁疏は、承久元年(1219 年)10 月付のもので、後鳥羽上皇も この趣旨に賛同せられて資を寄せられ、また元仁元年(1224 年)後堀河天皇の綸旨によって官寺に列せられた。 俊芿律師の書いた勧縁疏は、その示寂の年の嘉禄 3 年(1227 年)3 月 22 日付け自筆の附法状と共に国宝に指 定されている。
俊芿律師の遺徳を偲んで応永 18 年(1411 年)10 月に後小松天皇から「大興正法国師」の号を贈られ、享保 11 年(1726 年)2 月 8 日に中御門天皇から「大円覚心照国師」の号を、更に明治 16 年(1883 年)6 月 28 日 に、明治天皇から「月輪大師」の号が贈られている。泉涌寺では毎年 5 月 8 日に開山忌として追福法会を営ん できたが開山大師 750 年の御遠忌以降、4 月 8 日に厳修している。
令和 8 年(2026 年)の開山大師 800 年の御遠忌では 5 月 1 日より 8 日まで種々の記念大法会を厳修予定している。
開山月輪大師 八百年御遠忌慶讃勧募
来る令和8年(2026)は、泉涌寺を開創された月輪大師俊芿律師が御入滅されてから800年という節目になります。 この節目の年をお迎えするにあたり、泉涌寺では全国の末寺と一体となり各種の記念事業を遂行すべく、 御遠忌局を立ち上げて準備を進めております。
俊芿律師は今を遡ること850余年前に肥後国甘木庄(現熊本県益城町)に誕生され、天台・真言を学ばれました。鎌倉時代の 日本は、末法思想の渦中にあり、新たな仏教宗派が台頭して来る時代であります。その中にあって仏教の根本である釈尊の定められた 「戒律の復興」こそが覚りへと至る確かな道であるとして、戒律の研究・実践・流布に努め、更なる戒律の奥義を求め入宋され、 天台・禅・浄土の思想や実践の奥旨も極められました。その修行は12年におよび遂に正当なる戒律の蘊奥を修め、 南山道宣・霊芝元照と共に戒律の三祖と呼ばれています。
帰国後、泉涌寺創建にあたって『勧縁疏』(国宝)を染筆し、戒律を根本とする諸宗を兼学する道場として 当時最先端の南宋寺院を模して建立する旨を上表し、天皇・上皇をはじめ多くの人々の尊崇を集められました。 後に「大興正法国師」・「大円覚心照国師」・ 「月輪大師」の諡号を贈られた事からもわかる様に、 日本仏教界にとってその業績は計りしれないほど偉大であります。
伽藍完成の翌年、嘉禄3年(1227)閏3月8日、62歳で俊芿律師は入滅されました。しかし、 律師滅後も皇室の御帰依は篤く、後堀河天皇は本寺を御願寺となし、崩御後は泉涌寺近くに陵が設けられ、 四条天皇は泉涌寺で葬儀が行われ、陵も開山塔の付近に造営されました。 爾来、歴代天皇・皇后をはじめ多くの皇族の陵墓が泉涌寺に設けられてゆき、 これ以降「皇室御香華院」として御寺(みてら)と尊称されます。現在も日々皇室の安寧と国家の安泰を祈願し、 皇室からは特別の御崇敬と御殊遇を賜り今日に至っております。
令和8年(2026)開山月輪大師俊芿律師八百年御遠忌を迎えるにあたり、今後の法灯を見据えて、 戒律復興道場・諸宗兼学の教風・仏舎利の聖地・皇室御香華院としての寺格と尊厳を護るため、 各諸堂の修繕をはじめ、記念大法会を厳修したいと考えております。
つきましては、有縁各位の御賛同・御協賛を仰ぎ、記念事業完遂に絶大なる御支援・御協力のほど宜しくお願い申し上げます。
募集要項
一、記念事業
大法会を慶讃し下記の事業を行う
- 1、開山塔調査修理及び開山堂修理
- 2、霊明殿荘厳並びに周辺整備
- 3、什宝物修理
- 4、御遠忌記念出版
二、御遠忌大法会記念事業行事総予算
総予算額 | 事業内容訳 | 予算額 | |
---|---|---|---|
総額 3億3000万円 | 内訳 | 1、御法要及大法会費 | 2,000万円 |
2、開山塔開山堂修理費及び霊明殿荘厳周辺整備費 | 2億円 | ||
3、什宝物修理費 | 5,500万円 | ||
4、御遠忌記念出版費 | 1,500万円 | ||
5、勧募記念品・事務諸雑費、他 | 4,000万円 |
三、寄附者御待遇
大法会を慶讃し御寄附せられた方を慶讃会員として下の通り御待遇申し上げる
寄付額 | 御待遇 |
---|---|
1,000万円以上 | ●護る会総裁秋篠宮皇嗣殿下感謝状 ●記念大法会御案内 ●特別記念品 |
500万円以上 | ●護る会総裁秋篠宮皇嗣殿下感謝状 ●記念大法会御案内 ●特別記念品 |
300万円以上 | ●記念大法会御案内 ●特別記念品 ●感謝状 |
100万円以上 | ●記念大法会御案内 ●記念品 ●感謝状 |
50万円以上 | ●記念大法会御案内 ●記念品 ●感謝状 |
10万円以上 | ●記念品 ●感謝状 |
1万円以上 | ●感謝状 |
1万円以下 | ●御礼状 |
御寄付の方法
御寄附を頂戴する場合はいずれかの方法でお申込みください。
現金書留
この用紙下部の寄附お申込書に必要事項をご記入いただき、申込書とともに下記事務局まで、現金書留でお送りください。
- 郵送先
- 〒605-0977
京都市東山区泉涌寺山内町27(御寺泉涌寺内)
月輪大師八百年御遠忌局宛
郵便振替
郵便振替用紙に必要事項をご記入いただき、ゆうちょ銀行窓口または郵便振替対応ATMにて御寄附ください。
振替用紙が申込み書になりますので、記入漏れのないようにお願い致します。●依頼人通信欄に電話番号もご記入ください。
送金料は当方負担
- 口座記号番号
- 00910-0-239783
- 口座名義人
- 泉涌寺遠忌局
現金ご持参
この用紙下部の寄附お申込書に必要事項をご記入いただき、申込書とともに現金を泉涌寺までご持参ください。
- 受付時間
- 午前9時〜午後4時まで
- 受付
- 御寺泉涌寺拝観受付までお越しください。
拝観料無料にて寺務所までご案内致します。
銀行振込
この用紙下部の寄附お申込書に必要事項をご記入いただき、申込書とともに現金を泉涌寺までご持参ください。
送金料は当方負担
- 受付時間
- 午前9時〜午後4時まで
- 受付
- 御寺泉涌寺拝観受付までお越しください。
拝観料無料にて寺務所までご案内致します。
WEB申込み
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開山月輪大師800年御遠忌事業に関するお問い合わせは
総本山御寺泉涌寺 開山月輪大師八百年御遠忌局